- Nov
- 05
- 2005
Project X の SUICAのストーリー
僕はこれを観てないけれども、どうもテレビ屋さんの番組構成のしかたには疑問を感じる事が多い。fladdictさんによれば、
fladdict.net blog真夜中にプロジェクトXでSUICAの話をやっていたのだけど、番組の中に山中氏はおろか、リーディングエッジデザインのリの字すらも出てこない。カード認識を解決したのが、全てJR職員とSONY技術陣の手柄になってる。
だという。
デザイン誌「AXIS Vol.111」(2004年10月号)のP29-P33にわたって、Suicaに関する山中さんの記事が載っている。この記事は、グラフィックやスタイリングだけがデザインだと誤解している人にはとても内容の濃い記事で興味深いし、とても意義深い。山中氏は、Suica導入に繋がった96年の報告書の最後を「これらのデザインガイドラインが、技術的過渡期の対処療法であることを忘れてはならない。人が自然にとる動作に技術を合わせることが理想であり、デザインの誘導によって、恣意的な動作を誘導する事は次善の策である」と結んだという。デザインに携わるものとして目からうろこが落ちる思いがしたのを覚えている。
もしNHKがこの話を知っていて切ったというなら、どんな政治的な理由があったのかと、勘ぐらずにはいられない。「依頼を出したのはおれたちだから、おれたちの手柄だろ」という、いわゆる「おまえのものはオレのもの」的なジャイアン思想の香りさえ漂ってくる。
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