• Aug
  • 21
  • 2008

『夢の守り人』(上橋 菜穂子・著)を読んだ

精霊の守り人』、『闇の守り人』に続く3作目だ。

日本産ファンタジーとしてとても評価の高い“守り人”シリーズ。今回は夢の話。

横着してストーリーは引用させてもらおう。

人の夢を糧とする異界の“花”に囚われ、人鬼と化したタンダ。女用心棒バルサは幼な馴染を救うため、命を賭ける。心の絆は“花”の魔力に打ち克てるのか? 開花の時を迎えた“花”は、その力を増していく。不可思議な歌で人の心をとろけさせる放浪の歌い手ユグノの正体は? そして、今明かされる大呪術師トロガイの秘められた過去とは? いよいよ緊迫度を増すシリーズ第3弾。
上橋菜穂子『夢の守り人』|新潮社

という話。今回は『精霊の守り人』の登場人物チャグムが主要人物として再登場したりする。このあたりの演出はなかなかうまいなと思った。読んでるほうまで「ああ、懐かしいな」と思ってしまうのだ。

しかしこの上橋 菜穂子という人は描写がうまい。非現実的な情景(今回は「夢」)を生き生きと描く。前作でも食べ物の描写に参ったが、これが読みやすさというか、読みすすめやすさに一役買っているとおもう。

あまり本を読まない人にもおすすめのシリーズだ。


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