• Aug
  • 11
  • 2008

ISSEY MIYAKE「A-POC GALAXY」のジーンズ

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誕生祝いに奥さんから、前から欲しいと思っていたISSAY MIYAKEのジーンズを頂いた。これはヤバい。


ISSAY MIYAKEは去年頃から、A-POCの開発・発展に尽力してきた藤原大とともに、A-POC INSIDEというコンセプトで革新的な服づくりをしているらしい(よくは知らない)。で、そのひとつが「A-POC GALAXY」というデニムシリーズだ。


そもそも、A-POCの展覧会を見て思いきり物欲を刺激されたのが始まりなので、簡単に説明しよう。


普通の洋服は、自分の知る限り、パターンと呼ばれるパーツ毎に分かれた服の設計図を、大きな生地の上に効率よく並べ、並べた通りに裁断して、裁断後に縫い合わせてでき上がる。

ところが、A-POCは(これも僕の知る限り)、生地を織る段階で、すでにパターンを織り込んでおくことができる。顕著な例は、「A−POC クイーン」というラインだ(まだあるのか不明)。

まず、ニットを織る機械からチューブ状のニットが編み出される。織られたニットはもちろん一枚の布のように見える。しかし、パターンのラインに沿って織り方が変わっており、そこにハサミを入れれば、なんとニットカットソーができあがってしまう。半袖にしたければ、袖を途中で切ってしまえばいい。特殊な織り方なので、ほつれることもない。

文字通り「生地を織って切るだけ」という、従来の服づくりを根底からくつがえす革命的な服づくりなのだ。

これはコンピューター制御が可能にした技術の賜物だ。従来の服づくりも、パターンを効率よく並べるためにコンピューターを利用したりはしていたが、A-POCは、効率よくパターンを並べるという方向ではなく、そもそも生地を創る段階でパターンが印刷されていればいいんじゃないの?という方向性で発想されている気がする(勘)。

上にも書いた通り、A-POCでは生地を織る段階でパターンを織り込むので、そもそも生地の上にパターンを並べる必要がない。さらに言えば、生地を織ると同時に模様や柄も織り込んでしまえるので、生地の柄に左右されない服づくりが可能である。


このA-POC GALAXYの色落ち加工も織り柄である。すげぇ。


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