• May
  • 15
  • 2008

最近読んだ本。その5『グーグル・アマゾン化する社会』(森 健・著)

ぼちぼち読み始めた、大量に仕入れて読んでなかった本。第5弾。話題としてはちょっと古いが、bookoffで見かけたので買ってみた。

インターネットの普及による情報の多様化と一極集中化を、グーグル、アマゾンを引き合いに出して解説する。少々古いと感じる情報もあるけれど、例として出されている事例はなかなか面白い。


著者に妙なこだわりがあるのかわかんないけど、文章の所々に独特のおかしさというか特徴があってそれがまた変な雰囲気を醸している。なんか難しい言葉を覚えたばかりの少年みたいなというかなんというか。

世の中の一極集中的な動きの裏には、情報革命といわれたインターネットの爆発的普及と、WEB 2.0といわれる企業が行ってきたサービスの構造が深く関わっているんじゃないかというような内容(たぶん)。

WEBの世界の動向や、サービスの構造はもちろんのこと、郵政民営化を大胆に打ち出した自民党の歴史的大勝を引き合いに出したり、「沈黙の螺旋」や、スタンレー・ミルグラムによる実験のいくつか、「ベーコンの神託(The Oracle of Bacon at Virginia)」や「スケールフリー・ネットワーク」とかも紹介し、スタンフォード監獄実験にも触れたりしていて、それぞれの解説はもちろん浅いんだけれど、なかなか読み応えがあった。

GoogleやAmazonのアーキテクチャや考えなども網羅的に扱われているので、浅く広く知りたい人にはおすすめの一冊。


グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)
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3 漠然とした内容
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目次:

まえがき
第1章 多様化が引き起こす一極集中現象――巨大な一極とフラット化した世界
第2章 Web2.0の世界――「ユーザー参加型」「膨大なデータベース」
第3章 Amazon――参加のアーキテクチャー
第4章 Google――半強制的な参加のアーキテクチャー
第5章 スケールフリー・ネットワーク――金持ちほどますます金持ちになる理由
第6章 個人への一極集中――タグとパーソナライゼーション
第7章 「民主主義」によってつくられる“主体性ある思考”
あとがき
グーグル・アマゾン化する社会 森健 | 光文社新書 | 光文社

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