• May
  • 04
  • 2008

バターの作り方〜バターが売ってないので作ってみた

バター

「牛乳の消費が減った」と言って農水省が進めてきた乳牛の処分による牛乳の減産、バターの品薄によって失敗が露呈した。生乳は需要の多い飲料用(牛乳)とチーズに優先使用されるらしいので、スーパーなんかではバターの棚がいつも空だ。

昨年末は業務用バターの品薄でクリスマスケーキが危ういというニュースでテレビがにぎわっていた気がするけれど、我が家ではここにきて深刻なバター不足に陥った。

で、作った。

言うまでもなくバターは牛乳から作られるので、牛乳を買ってきてから作り方を調べた。が、どうも普通の牛乳ではダメらしい。


通常のバターの製造工程は、牛乳からクリームを分離し、撹拌して脂肪を取り出し、洗浄して脂肪分以外を取り除く。つまり、牛乳からクリームをとりだして混ぜ続ければバターの完成だ。

しかし、そこらで売っている普通の牛乳は「ホモジナイズ処理」という牛乳中の脂肪分を細かく均質化する処理を経ているので、バターになる脂肪分を取り出すのがうまくいかないらしい。

ノンホモジナイズド(ノンホモ)牛乳といわれるものであれば、放置しておくとクリーム分が分離して上に溜まるので、これを取り出すか、もしくは牛乳のまま、瓶などに入れて振り続ければバターができる。しかし、ノンホモ牛乳はなかなか売っていない。


仕方ないので、生乳100%使用の生クリームを買ってくる。脂肪分は40%以上がいいらしいので、47%のものを買ってきた。安いからといってホイップクリームなどを買ってはいけない。植物性だったりするので、バターにはならない。

大きめの密閉容器に、冷えた生クリーム200cc(ようはパック全部)と、同量の冷えた牛乳を入れる(後で思ったが、牛乳はいらなかった気がする)。

混ぜるときに摩擦熱が発生してバターができない可能性があるらしいので、生クリームと牛乳は冷蔵庫から取り出した冷えたものを使う。

容器をひたすらシェイクする。この時、容器の上下を持つようにして、手の熱があまり容器に伝わらないように気をつける(保冷剤を容器に巻き付けて振ると良い)。

およそ10分くらい振ると、中身がホイップ状になるためか、振るのが非常にしんどくなる。もう10分くらい振り続けて手の力がなくなってきた頃に、固形物の感触を感じるようになり、黄色味がかった脂肪分が見えるようになる。

固形物がだいたい固まってきたら取り出して、練って水分を取り除く。適量の塩を混ぜたら出来上がり。200ccの生クリームから、だいたい100gのバターができる。バターを買ったほうが安い気がする。


このとき容器に残った水分が脱脂乳であるとのことだが、飲むとどうも普通の牛乳っぽい。混ぜたホモ牛乳の脂肪分は結局固まらないのかもしれない。生クリームだけで良かったかも。

ちなみに、生クリームを泡立て器で泡立て続けても良い。電動のがあれば楽そうだ。

結構な運動量なので、バターができた後はしばらく放心状態になるので注意。ダイエットや運動不足にもどうぞ。

バター不足について簡単に調べると数十万〜数百万件ヒットした。みんな困っているんだな。ここは手作りだよ!疲れるけど。

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