- May
- 10
- 2008
最近読んだ本。その1『99・9%は仮説』(竹内 薫・著)
大量に仕入れて読んでなかった本をぼちぼち読み始めた。まず、売れてそうだった新書『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』。
「飛行機はなぜ飛ぶのか? 科学では説明できない!」という売り文句に引かれて買った。が、ちょっと想像とは違った。
内容はサブタイトルの通り、いろいろな物事を思い込みで判断しないで、別の角度からも見られるようにしようよという、ちょっとした自己啓発本。
ただ、絶対的だと思われがちな科学を軸に解説していくので、そこそこ面白い。
科学を軸にしていながら一般向けに落としているから、1つ1つの事例が浅掘りなのでちょっと物足りないけれど、相対性理論やホーキング博士の虚時間仮説なんかを引き合いに出しながらものすごくかみ砕いて、わかりやすく説明(しようと)しているのはちょっとばかり感心した。
思い込みを云々というところは、終始「世の中グレーゾーンだという認識を持ちましょう」という感じで、そもそもグレー一元論色の濃い人は読んでも「ふぅん」という感じだとおもう。
ただ、日頃わかっていながらそれっぽい売り文句の商品を「良いな」と思いがちな僕なんかには、日頃の思い込みを再確認させてくれたりして、非常に良書だったわけだ。でも、すでにこの本を思い込みで買っている時点でどうなのかという感じがするけどw
日頃、「そういうこともあるさ」と飄々としていられない人にはおすすめ。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方光文社 (2006/02/16)
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目次:
プロローグ 飛行機はなぜ飛ぶのか? 実はよくわかっていない
第1章 世界は仮説でできている
(あたまを柔らかくする仮説1)「麻酔はよく効く仮説」
第2章 自分の頭のなかの仮説に気づく
(あたまを柔らかくする仮説2)「日本の海岸線は二四〇〇キロメートル仮説」
第3章 仮説は一八〇度くつがえる
(あたまを柔らかくする仮説3)「意識は続いている仮説」
第4章 仮説と真理は切ない関係
(あたまを柔らかくする仮説4)「マイナスイオンはからだにいい仮説」
第5章 「大仮説」はありえる世界
(あたまを柔らかくする仮説5)「世界誕生数秒前仮説」
第6章 仮説をはずして考える
(あたまを柔らかくする仮説6)「百人一首カルタ仮説」
第7章 相対的にものごとをみる
(あたまを柔らかくする仮説7)「殺人はこの座標で起きた仮説」
エピローグ すべては仮説にはじまり、仮説におわる
「あたまを柔らかくする仮説」の答え
もっと知りたい人のための参考文献
本当のエピローグ
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