• Jan
  • 13
  • 2008

『ドラえもん短歌』枡野 浩一(選)を読んで短歌を詠んだよ

広告批評の2008年1月号に枡野 浩一の記事が出ていて、この本について書いているmixiの日記を紹介していた。その日記がまたとても秀逸で感心して、さらに日記で紹介している短歌がまた秀逸で、いてもたってもいられずAmazonで購入。さらに装丁も秀逸。

「ドラえもん短歌」には、枡野 浩一が自身のブログ「枡野浩一のかんたん短歌blog powered by ココログ」などを通じて募集したドラえもんに関する短歌が収録されている。この短歌がまた、ジーンとさせてくれるものあり、クスッと笑わせてくれるものありで、一首一首気が抜けない。たとえば、

ドラえもん
ごっこをしてた
だけだから
押し入れで泣く
わけがないから
(月原 真幸)

なんてもう涙出てくる。ほかにも、

自転車で
君を家まで
送ってた
どこでもドアが
なくてよかった
(仁尾 智)

とかすごくいい。

短歌や俳句の短い文章にたくさんの意味や想いが詰め込まれた感じは昔から好きだったけれど、それがドラえもんになってみるとまた違った感じがして面白い。ドラえもんとともに育った大人たちにとっての今のドラえもんがここに詠まれている感じがする、ちょっとおとなのドラえもん。

ある意味で、これは「ドラえもん短歌」でなくて「ドラえもん」なのかなとも思ったりする。短歌として詠まれたドラえもんなんだけれど、やっぱりドラえもんは生きてそこにいるんだなと。
というわけで、ここで一首。

「やっぱりね、
ドラえもんって
いたんだよ!」
そう思わせて
くれる一冊


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