- Dec
- 10
- 2007
菊池成孔コンサート2007 第二夜 UA×菊池成孔
『cure jazz』っていうアルバムのライブ。
普段、ライブとかコンサートとか苦手だから行かないんだけれど、jazzのライブって、立って手を振るとか、ここでかけ声を入れるとか、ファンの間での決まり事みたいのがないから好きw
去年の夏に発売されたこのアルバムは、UAと菊池成孔のコラボレートアルバム。「『cure jazz 2』とかだけはやらないようにしよう」と決めて作ったらしい。売れたらすぐ続編という風潮に逆らうあたりが菊池成孔らしいのか(知らんけど)。
コンサート中に菊池成孔の語ったところによると、「『UAなんてレーベルの売れっ子とやるのは、あれはダメ。これはやるな。などと大変だろう』と思うかもしれないけれど、誰からも何も言われずに好き勝手に作れた」という。
そういうだけあって、「OVER THE RAINBOW」など、誰もが一度は聞いたことのある曲から、2人のオリジナル楽曲まで幅広い構成で、jazzをあまり知らない人も飽きさせずに十分楽ませてくれる。
さらに、このアルバムのもう一つの顔、“多国籍”ってところも楽しい。アルバムを通じて、英語、広東語、ポルトガル語、フランス語といった多数の言語で歌われている。ライブ中に語られた、言語指導の先生たちとのエピソードがまた面白い。
なかでも、広東語の指導の先生「ソンくん」の話は驚き。
彼は音の高低によって意味が違ってしまう広東語に会わせて、菊池成孔の作曲したメロディを書き変えさせてしまったという。それを素直に受け入れる菊池成孔もすごい。jazzの世界ってそういうものなのか?いや、ちがうよね?
UAがそれを受けて「1番と2番であんなにメロディが違う曲もないよね」と言っていたのもおかしかった。
バンドの構成はミニオーケストラという感じで、バイオリン(第1・第2)、ビオラ、チェロ、ベース、ピアノ、ハープ、ドラム、サックス(菊池成孔)、トランペット(類家)。
この類家くんのトランペットがよかった。なんでも来年、菊池成孔が新しく作るバンドのメンバーだそうで、「今日は『観に来たい』といわれたので席(ステージ)を取ってあげた」とかでの出演。
まぁしかし、UAのJ-POP離れした声あってのライブ(&アルバム)で、ライブ中も菊池成孔はテンポ取ってるだけで何もしてないねってシーンがいくつもあって、それも面白かった。自分でも「菊池は何もしないで、ウットリして聴いてるだけじゃんって言われるんだよね」とか言ってたし。
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