2006年4月アーカイブ
全然やっていたこと知らなくってショックだったんだけど、佐藤雅彦×茂木健一郎の対談「ひらめきのくらくら」が、4/23日に青山ブックセンターで行われたらしい。
この音声ファイルが、茂木健一郎氏のブログ「茂木健一郎 クオリア日記」に上がっている。
茂木健一郎 クオリア日記: 佐藤雅彦×茂木健一郎 「ひらめきのくらくら」
2時間くらいあってまだちょっとしか聴いてないけれど、すでにクラクラきている。♪スコーンスコーンコイケヤスコーン?
A LOTさんより
とにかく、ガイドブックで良さげなレストランを探して入ることにした。カタルーニャ家庭料理のお店で、それほど高くなくて、カジュアルな(どっちかというと庶民的な)レストランだ。
店の名前は忘れてしまったけれど、 カタルーニャ広場から、ランブラス通りを1ブロックくらい入り、右側の路地を曲がってほんの10メートルくらい行った左側にあるはずだ。
ハモン・イベリコ(イベリコ豚の生ハムである、絶対食え)、スペイン風オムレツなどのスペイン料理とサングリア(赤ワインにフルーツを入れたやつ、絶対飲め)を堪能した。着いた初日に、いきなり切り札を出したと言ってもいいだろう。店員おすすめの生魚をたたいてマリネした料理がこれまた非常にうまい。ただ、サラダは大味なので、十分検討した方がいい。サラダが一番まずいという経験をしたのはこれが初めてだ。パエリアはカタルーニャ家庭料理ではない(たぶん)ので、この店にはなかった。

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この旅を通してみんなが感心していたのが、なんと言っても「飯がうまい」ことだ。まず、パンがうまい。もちろん、ハモン・イベリコ最高。カーニャ(生ビール)もうまい。さすがにパスタはイタリアだと思ったが、ピザはかなりいける。パエリアはもう絶句。そしてなんと言っても決め手は“コルタド”である。エスプレッソにミルクを注いだ、小さな濃いめのラテのようなこのコーヒーは、どんなカフェにもレストランにも必ずと言っていいほどある。適量の砂糖を入れて飲むと、歩き疲れた身体を癒してくれさえする。ぜひ飲んでほしい。というかスタバで出してほしい。
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ホテルの最寄り駅で、航空会社違いで数時間遅れで着いたキヤ氏(仮名)と落ち合う(彼はアムス経由なので雪の影響はなかった)。地下鉄の出口で座り込むその姿は、絶対地元の人にしか見えない。だって荷物が少なすぎるもの。
今回の旅は、ちょうどチャンピオンズリーグというサッカーの一大イベントの時期とちょうど重なっている(それが旅の目的の一つでもある)ので、ホテルの部屋が取れず、シングル3人、ツイン4人(2組)だ。30前後のいい大人たがプラベート旅行で相部屋とはいささか怪しい雰囲気だ。
ちなみに僕は相部屋組w。だが、そのおかげで、ちょっとした修学旅行気分というか、団体旅行ならではの空気の味わえる、非常に楽しい旅行になった。
さて、バルセロナに着いたのは夜の7時過ぎ。バスに乗って市内へ向かい、何か食事をしようということになった。こういう旅行だとたいていみんな「地球の歩き方」を持ってくるものだけれど、この旅行では「トラベルストーリー」を持ってきている人が多かった。「地球の歩き方」は一人。歩き方なんか知っているぞというスタンスだ。
僕は、みんなどうせ持ってくるだろうと思って、sh氏がとても役に立つと言って見せてくれた「旅の指さし会話帳」をマネして買った。この会話帳、一冊丸ごと一貫してイラストレーターの手書き文字と挿絵。「指さし」を歌った会話帳は数あれど、これほどデザイナーの購買欲をそそる会話帳は他にないと言っていい。各国のシリーズが出ているので、全く言葉の通じない地域に行く際には、ぜひとも買っていくことを強くお薦めしたい。僕は使用が目的というより“所有”が目的で買ったんだけれど。

旅の指さし会話帳〈12〉スペイン ここ以外のどこかへ!?ヨーロッパ
最近この「旅の指さし会話帳」シリーズが、Nintendo DSのソフトとしてリリースされている。すばらしい。が、残念ながら今のところスペインはない。
…もはやこれは日記じゃないな。

2003年に話題になった、HondaUK『The Cog』、NHK『ピタゴラスイッチ』のピタゴラ装置。これらが話題になる度に、まるでオリジナルアイデアのように語られているのが何となく変な気分だった。
それは、学生時代に授業で観た実験映像のなかに、これらの映像のコンセプトとそっくり同じものがあったからだ。しかし、題名も作者も全く思い出せないし、当時のノートにもそれらしい記述は見つからない。おかげで周りで騒いでいる人に「完全なオリジナルとは言えないんじゃないか」ともなかなか言えなかった。
その実験映像がDavid WeissとPeter Fischliによるインスタレーション作品『The Way Things Go』(事の次第)だ。
ひょんなことからAmazonでDVDを売っているのを発見して即、購入した。学生当時の講師によれば「非常に貴重な映像」で、「今後観ることはできないだろう」と言っていたから、もう喜びもひとしおだ。DVD万歳。
で、観れば観るほど、特に『The Cog』なんかはそっくりと言っても過言じゃない。
たしかに、『The Cog』はアコードの部品だけで全編を構成しているし、音にも気を使っている。見た目も清潔で美しいし、何よりエンターテインメントと遊び心にあふれている。でも、『The Way Things Go』を知っている人が見れば「ああ、あれが元ネタか」とすぐに思い浮かぶ。
まぁ、それはともかく、これを観ることが出来てすっきりした。
『The Cog』もピタゴラ装置もすばらしい作品であることは間違いないし。
『The Way Things Go』だって、たぶん、Rube Goldberg Machine(ルーブ・ゴールドバーグ・マシン)っていう、漫画家のルーブ・ゴールドバーグが描いた「無駄な作業をする大層な機械の絵」を見て思いついたんだろうし。
DVD買っといてなんだけど、『The Way Things Go』がGoogle Videoに落ちてた。
Def Lauf Der Dinge - Google Video
ぜひともご覧あれ。(上のYouTubeの2つといい、このGoogleVideoといい、大丈夫なのか?)

(話題としては少々古いようだけど、観たらほんとにすごかったので上げておく)
HONDA UKがまたやってくれた。
今年の1月に制作されたHONDA UKによるCivicのCF。
まずは観てほしい。
音が重要なので、音が出せる環境で観ないといけない。そしてスプラッシュもきっちり観ておくとよい。スプラッシュが終わったら、左上の看板状のボタン「←WATCH CIVIC」をクリックでムービーのロードが始まる(はず)。
以下は、観てから読むように。
土曜日、平日に受け取れなかったMOTHER3が届いた。
ゲームボーイアドバンスのソフトなので、寝転がりながらでもできる。ついつい時間を忘れてやりすぎてしまう。
MOTHER1, 2ともにクリアした記憶がない(2はほとんどやってない)ので、実質はじめてのMOTHER。
始めて早々感激したのが、まだ行ってはいけないエリアへ続く道に行こうとしたときに出るメッセージ。なんと、
「◇あしもとに アリがいます。
◇ふんで しまいそうなので
そちらには すすまないでください。」
と言うのだ。
いや、無理矢理と言えば無理矢理だけれど、「アリを踏んじゃうから行かないでね」という気持ちがわからなくもなくなってしまう。そのことがこのゲーム特有の世界観を端的に表していると思う。ストーリー上では楽観視できないイロイロなことが起るんだけれども、それでもこういう平和な感じが随所にちりばめられていて心地がいい。
こんなメッセージ一つで、大切な何かをこのゲームなら得ることができるとさえ思わされてしまう。ひたすら敵を殺しまくるアクションゲームなどではいくら頑張っても得られないだろうに。
なんかちょっといいゲームだなと思った。さすが任天堂。さすが糸井重里。

友人おすすめのかもめ食堂を見てきた。
映画を見るのは久しぶりだったけれど、映画を見てこれだけホッとしたのはほんとうに久しぶりだ(初めてかもしれない)。
邦画ながら、さすがオール・フィンランドロケ、北欧の雰囲気が随所に感じられて癒される。森林浴に出かけたような心地よさで観られる感じ。
舞台は北欧の港町ヘルシンキ。北欧式の内装や、アアルトの家具、イッタラの食器などの面々と、肉じゃが、焼きジャケ、おにぎりなど面々が、とてもいい感じにマッチしているのが面白い。
群ようこの原作と、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人の実力派女優のおかげか、程よく滑稽で、程よく明るくて、程よくおいしそうな映画になっている。深いところを考えていくと、単純にしあわせそうだなぁとか思えなくなるんだけれど、そんな深いこと考えずに軽くさっぱり笑って観てほしい。
そして、なんか肉じゃがとか食べたくなる映画だね。もちろん“おにぎり”もね。
昨年、益子での展覧会『リビングワールドの仕事展「窓」』で予約した、リビングワールドによる「風灯」が本日、我が家に届いた。

この風灯、軒先に吊るし、風が吹くと灯がともるという何とも日本的情緒あふれるプロダクトだ。音の鳴る代わりに灯がともる風鈴で、風灯というわけだ。風鈴との大きな違いは、たくさん吊るすと風の通り道が目に見えるところだろう。実際、昨年の益子での展覧会や、それ以前に行われたイベントなどにもたくさんの風灯が吊るされ、風の通り道を目にすることができた。

余談だが、大阪・中之島の関電ビルの頂部につくられたインタラクティブな照明システム「liv-lit(リブリット)」もリビングワールドが関わっている。これも、“今”吹いている風を視覚化するという共通のテーマを抱えたプロジェクトであり、とても興味深い。僕もまだ見てないけれど、大阪方面の人はぜひともご覧あれ。
※今年も益子で展覧会をやるみたい。昨年見逃した人も見た人もぜひ。
今年の夏も、益子・スターネットで展覧会を開催することになりました。8/5?24の三週間です。
著名な5人のFlashクリエイターたち(さうなまん、鹿倉 公維、セトウ ナオ、タナカ ミノル、深津 貴之[50音順])が綴った書籍『.fla』。クリエイターたちの実験的な作品サンプルから、彼らの発想の秘密が垣間見えるとか見えないとかw。そのクリエイターが一同に介したセミナー(HOT! MENU vol.7.fla番外編「問題解決のための発想力とは」)を見てきた。
印象としては、パトランプなどのふざけたデバイスとFMSの連携とか言うキレたパフォーマンスの数々で、さうなまん氏の独壇場だったが、5人の何かを作ることへのバイタリティの大きさには感心した。
プログラミングの知識であったり、サーバー関連の技術であったり、5人ともデザイン以外の知識が豊富なのは既知のことだが、ある表現を作るときに、そのきっかけとなる動機が技術的な興味(長い配列で構成されている画像データへの興味とか、画像の色情報を取得したいという欲求)であったりするところが興味深かった。
ある表現を実現するために、技術的な解法を探していくであろうデザイナー出身のFlashクリエイターたち(自分含む)とは、ちょっと思考の回路が真逆な感じだ。彼らにとって出来上がった表現は「(いい意味で)結果的にそうなった」と言っても過言ではないらしいのだ。
その結果的な表現が魅力的であるために、技術が陰に隠れて、あたかも表現を追い求めた結果の裏方の技術としてしか見えない。デザイナー出身のFlashクリエイターを惑わせているのはこれかもしれないと思った。
無事成田を発ち、経由地アムステルダムに着く。トランジットの時刻が迫っていて焦る。
ヨーロッパの多くの国では、シェンゲン協定というものにより、まず最初に到着した国で入国審査がある。そのため、入国審査に手間取ると乗り継ぎ損ねるという危険がないわけでもない。
小走りに搭乗口付近に着くと、どうやら飛行機が遅れているらしい、搭乗口も変更されている。焦って損したとばかり、4人で Nintendo DS「マリオカートDS」対戦で時間をつぶす。僕は前日に発売された Nintendo DS Lite を買えず、仕方なく3人でDSをローテーションしつつ対戦する。このDSのWiFiを利用した対戦機能には、ほんとうに感心する。タッチパネル、2画面と常識を覆す面ばかり強調されるが、こういう実践的な機能にも隙がないのがNintendoのすごいところである。

しばらくして、フランクフルト経由のsh氏(仮名)から電話(この旅は全員が国際携帯を持っているというハイテクぶりなのだ)がかかってきた。なんと、フランクフルトに降りたはいいが、雪のために大幅に遅れていると言う。またもや波乱の予感だ。
一時間ほど遅れてアムステルダムを飛び立ち、無事、バルセロナの玄関口エル・プラット空港へ降り立つ。ここでは前述のように入国審査がないので「やっと伊丹空港に着いたなぁ」くらいの気軽さで到着ロビー(というかショッピングエリア)に出てしまう。慣れてないとちょっと不安になるだろう。
フランクフルト経由組が気がかりなので、到着便の表示を見てみると、なんと「canceled(欠航)」になっている!これには4人ともかなり焦った。とりあえずsh氏に電話してみると、どうやら最終便には乗れそうだが、フランクフルトで落ち合うはずだったクロイ氏(仮名)がフランクフルトに降りれずに、パリに飛ばされてしまったらしい。これはこの旅最大の波乱で間違いなく悪い出来事だが、パリという響きに「ちょっといいな」と思ってしまった。
もうこのへんで終わらさないと、永遠にバルセロナに着かないなぁ
“バルセロナ付近の地図 ❐”
バルセロナに行くには、必ずヨーロッパのどこかの都市を経由していかなければならない。この旅は基本的に現地集合なので、各自それぞれ手配した航空券は、経由地が2カ所(アムステルダム(スキポール空港)、フランクフルト)、4便に割れた。
思えばこのあたりからすでに、この旅の波乱は幕を開けていたのかもしれない。
この旅行は、サッカーと建築とうまい飯をスペインにもとめて、会社の同僚などなど総勢7人で行く旅である。ここからして波乱の気配が漂う。現地集合とは言え、格安航空券を迷わず選択した、僕を含む4名はアムステルダム経由のまったく同じ便である。ただ、関空から成田にわざわざ飛んでくるヨシオカ氏(仮名)だけが気がかりだ。
搭乗口の前で、なんとか3人は集合できたものの、やはりヨシオカ氏が来ない。そろそろ着いている時間なのにといぶかっていると、フジワラ氏(仮名)がアナウンスで緊急呼び出しされる。チェックインの受付終了時刻になったのに、ヨシオカ氏が来ないという。波乱の予感だ。
なんと、第2ターミナルに着くはずの飛行機が、第1ターミナルに着いてしまったらしい。さらにアメリカ人ばりのシャトルバスの運転手に乗車拒否されたという。波乱の予感的中。しかし幸いなことに、航空券の手配のタイミングが一緒だったフジワラ氏とヨシオカ氏は同行者ということになっていた。そのおかげでアナウンスもあり、事情も説明できてことなきを得た。
この騒動で知ったのだが、チェックインの受付時刻をすぎると、航空会社のカウンターは、別の航空会社のカウンターになるらしいのだ。同行者もなく一人きりだと航空会社のカウンターすら見つけられないことになる。おそろしい。
本来なら、この騒動がこの旅行一番の波乱になって終わるはずだった。しかし、これは波乱の幕開けにすぎなかったのだと、このあと全員が思い知ることになる。

世界的に有名なフォントベンダー「Linotype社」のフォント管理ユーティリティ、「FontExplorer? X」。
フリーウェアである。
書体をインストールせずにタイプフェイスを確認できるので、膨大なフォントから使用するものを選ばなければならないデザイナ?にはもってこい。表示する文言はもちろんカスタマイズできる。
フォントに含まれるキャラクタを確認できたり、文字一つ一つのディティールを詳細に確認できたり、必要かつ十分な機能をこれでもかと言わんばかりに備えている。
インターフェースもわかりやすいし、なにより日本語も表示・管理できるのがうれしい。
フリーウェアな理由は、iTunesにITMSがあるように、FontExplorer? XにもOnline Storeがついているからだろう。必要なときにいつでもフォントを買い足せるというわけだ。
動作環境はMacOS X 10.3.9 および 10.4。Windows版は開発中のようだ。
Font Management - Simple, Smart, Free - Linotype FontExplorer X










