2005年12月アーカイブ


最近週末はもっぱら家を見に行っている。
最初は中古の住宅を見て回っていたが、あまりにもへんてこりんなのしかないので、建て売りや条件付きだけど注文の付けられる土地というのを見て回ることにした。
「建築条件付き」というのは、あらかじめ家を建てる工務店やハウスメーカーが決まっていて、そのこれから建つ家に住むということになる。もちろんまだ建っていないので、間取りやら何やらいろいろ口を出すことが出来る(もちろん任せることも出来る)。
「建て売り」というのは、一般的には業者が買った大きな土地を分割して、同じ仕様の家を建ててコストを下げて、比較的安く提供されるものだ。建っている(出来ている)状態の家を売ることが多いので、“建て”“売り”と言うらしい。
先日、とてもいい条件の土地があった。建て売りで出す予定の土地だが、まだ建っておらず、いくらでも注文を付けていいと言う。これは良さそうだと、先日、工務店に話を聞きに行った。
しかし、出てきた工務店の仕様は「南欧風」。しょせん日本は南欧じゃないわけで、“風”が付くものはしょせん偽物だ。いや、南欧風が悪いわけじゃない、むしろ南欧風の家がお好みの人には、その工務店を薦めたい。ただ僕らは南欧風の家には住みたくないだけだ。
話を聞けば、この仕様じゃない家も建つと言う。最近の事例を見せてもらったところ、総天然素材で建て売りとは思えない出来だ。何でも施主の奥様が確固たる信念の持ち主で、全ての仕様に指示を出したらしい。あれ?もしかして大丈夫じゃない?
とは言えしかし、そんなことをすれば軽く予算オーバー。建て売り住宅は同じパーツを使い回してコストを下げているから、仕様外のことをすればするだけ当然コストがかかる。最初から仕様に入っている高価なものを外しても、元々決まっている値段は下がらないし、まったく問題外なのだ。
というわけで、条件なしの土地で、なんとか建築家を入れた形で家を建てられないか模索中。情報求む。

今日、明日は僕にとっての雑誌最後の撮影・取材(同行)だ。
今月末付けで退職で、もう何日もないというのに、まさか泊まりがけで取材同行にいくとは思わなかった。編集後記にはクレイモデルが最後って書いたのに。
今回、4年担当して初めて写真を撮った(携帯だけど)。いつもは職人の工房だったりして撮りにくかったけど、今回の「バネ」は大きい工場で、他にも写真を撮ってる人がたくさんいて撮りやすかった。
今度の担当のYatsudaくんは、僕よりずっと写真好き。きっと、毎回魅力的な写真を撮ってblogにあげてくれるでしょう。
詳しくは3/1発売予定のAXISにて。
ソニークリエイティブセンター コンセプトラボのS.E.T Studioのオープンハウスに行ってきた。
原宿竹下通りを裏に入った奥、レストランだった建物を改装したという洋館風の建物がそれだ。内装は森田泰通氏によって手がけられたという。“デザインの”とは言っても、とても研究施設だとは思えない佇まいだった。

商品化を前提とした研究などでなく、各人が自由な発想で研究していると言うだけあって、面白い視点のプロジェクトが数多くある。プロトタイプとはいえ、完成度もすばらしい。
でも、どうもコンセプトをかたちにしていく際に、魅力が薄れていっているような印象を受けた。もちろん、プロトタイプだし、研究でもあるのだから、一概に今の状態で善し悪しを判断するわけにはいかない。けれど、それにしたって学生の卒制じゃあるまいし、ってのもあってちょっと脱力。
何ていうか、コンセプトばかりを詰めすぎて頭でっかちになっているという印象。ここからウォークマンは生まれないだろうなと思う。とはいえ、もちろんいいものもいくつかあったし、触っててとても楽しめるものも多かった。ただ、ソニーだけに期待が大きいからね。まだ出来て1、2年らしいから、これからだ。がんばれソニー。


とうとう発売になった。
最近までPHSユーザだったし、ビジネスマンチックに振る舞いたい気持ちもなきにしもあらずで、これはちょっと気になる。M1000よりは何となく良いんじゃないかという気がする。たぶんどっちも買わないけど。
MT3.2にアップグレードした。
Yatsuda君がつまづいたらしいのでドキドキしながらやったけど、「消えてもいいや」くらいの気持ちでドカンとやったらすんなりパス。
しかし、もうちょっと安心感を提供してくれるWEBツール(?)はないもんかねぇ。MTはまだいいほうだけど。
横浜トリエンナーレ2005に行ってきた。あまりいい評判は聞いていなかったけれど、知り合いも出しているらしいし、なんと言っても団体行動は楽しい。総勢8名である。


じっくり見る時間がなくて、半分くらいしか見れていないけど、以下の3つがおすすめ。艀を浮かべて中にラウンジを作ったボートピープル・アソシエーション (日本 / BOAT PEOPLE Association)の作品、とても感心したのが、静かにしていると明かりが灯るジャコブ・ゴーテル&ジャゾン・カラインドロス(ドイツ+ギリシャ / Jakob Gautel & Jason Karaindros)の作品、器の違いすら感じたのが、「家」状の展示空間を巡る奈良美智+graf(日本 / Yoshitomo Nara + graf)の作品。
なかでもおすすめは、ジャコブ・ゴーテル&ジャゾン・カラインドロスの作品。空間内に電球が設置されていて、それを観客が取り巻いて見つめている。静かなら電球が灯るし、少しでも音がすると電球は消えてしまう、というだけ。けれども、これだけで観客たちのなかに妙な一体感が芽生えて面白い。電球が点いたり消えたりするだけなのに、一斉に「どっ」と笑いが起ったりするのだ。もっとも、常にひそひそ話をするカップルなど、居合わせた人によってはまったく電球が灯らなかったりもするのだが。
この作品は、会話が途切れてシーンとなったときに言うフランスのことわざ「天使が通る」に由来するというが、本当に天使が通ったかのように、みんな一斉にどこかに意識を持って行かれていた気がする。
もし、奈良美智が嫌いでないなら、奈良美智+grafの作品を見るだけでも行く価値はある。
全体的には玉石混淆という感が強い。こういった広い会場で見るのに適さない作品もあるのだろうが、あまりにも石が多い感じがしたのは俺だけか?
今思い出したけれど、マクドナルドとかの袋を切って木にしていた照屋勇賢(日本 / Yuken Teruya)のがミニマルで良かった。「紙←→木」っていう単純なメッセージをシンプルに見せているのがアートにあってデザイン的で、警鐘としても効果的だとおもうし、素直に好きだと言えるな。
キュリオシティといえば、かなり前の『広告批評』に佐藤雅彦氏の印象的なインタビュー記事があった。
彼は仕事の話の中で、ある対象に向かう行動には「キュリオシティ・ドリヴン(Curiosity driven / 探求心駆動型)」なものと、「ミッション・オリエンテッド(Mission oriented / 使命誘導型)」なものがあると言っている。それで「たとえミッションである仕事であっても、キュリオシティの域まで持っていきたいのだ」と言っていた(たしか)。
要はいかに仕事を楽しんでやるかみたいな話だったと思う。仕事ってのは基本的にミッションであることが多いから退屈で、そこにいかにキュリオシティ(好奇心)をもって望めるのかが鍵であると。彼の仕事が魅力的なのは、たとえミッションであっても、少なからぬ興味を持つようにしてやっているからなのだろうなと思った。

任天堂「GAMEBOY ADVANCE」、東京モーターショーNISSANブースのデザイン、ISSAY MIYAKE「PLEATS PLEASE」ショップなどのデザインで知られるグエナエル・ニコラ氏のオフィス「CURIOSITY」のオープンハウスにいってきた。
彼は、プロダクトデザインにとどまらず、スペース、グラフィック、インテリアなどさまざまなジャンルにまたがったデザイン活動をしている。その彼が、渋谷区富ヶ谷にオフィス件自宅ビルを建てた。おそらく本格的な建築物のデザインは初めてなのではないだろうか。
いちばん驚いたのは、床(天井)の薄さがなんと10cmほど。ビルの上から鉄板を吊るしたような構造らしく、梁などを必要としない構造らしい。人が大きく飛び跳ねると揺れる。階段でなく、スロープがビルを囲うように設置されており、ガラスの外側からビルの床の厚みが手に取るようにわかる。すげぇ。

おおお!これは素敵だー。
タイポグラフィに関して「描き文字考」「組版外伝」「組版今昔」「書体の背景」という4コンテンツに分けて構成しているサイト。書体について歴史的なところから説明していたり、文字組をエディトリアルデザインでなくて、グラフィックデザイン的な側面から解説していたりする。
単に教科書的な内容にとどまらない様子で、純粋に読み物としても面白いかも。
「異端(?)にして実践的、実用的なデザインの世界。」と銘打った梅津ヨシノリの「組版外伝」などは、写植の文字詰めの話なんかが入っていたりする。写植なんて発注したことのないデザイナー(俺)にはとても興味深く読める。もちろん、InDesignでの字詰めとか、音引きやら促音やらを縮小していくやり方とか基本的な話もあったりする。
ちょっと読み物としては内容がマニアックすぎるか…。「面白い教科書」ってのがちょうど良い表現かも。
個人的にはまだ公開されていない平野甲賀×川畑直道の「描き文字考」を読んでみたい。
HTML版とPDF版がある。
さっきmacromediaのサイトを、ブラウザのキャッシュをクリアして見てみたら、ロゴがAdobeロゴに変わって、その横に、「formerly macromedia」「昔は、マクロメディア」の文字が。…涙でてきた。
さて、Adobeからは、Adobe¯omediaのsuiteをひとまとめにしたえげつないパッケージ「AdobeR Web Bundle」が出ました。(CSとFlash8をセットした「AdobeR Design Bundle」も出ている)
まさかGoLiveとDreamweaverが同じパッケージに入る日が来るなんて、誰が想像したろう。

奥さんが、このフォントが最近気になるのだ。と言って、探していた。
丸明オールドという、片岡 朗氏制作のフォントだ。
少し前のサントリーの清涼飲料「DAKARA」のポスターや、雑誌「hinism」などで使われていて、漢字はモダンでカナはレトロという、何となく郷愁の漂うかわいらしい書体である。明朝体だが、払いやはねの部分に丸のエレメントが使われている。今はコンピューターでかんたんに●が描けるから実現できた書体だという。
明朝体風で、エレメントに丸味を持たせたフォントには、写研の「ナカミンダ(中村征宏氏)」や、視覚デザイン研究所の「アドミーン」があるけれど、どちらもファンシーな感じの書体だ。丸明オールドはファンシーな感じはしない。
とにかく、僕もこの書体のことが気になって、事あるごとに探していたのだけれど、手がかりはまったくなくて、様々な検索手段を試みたけれど結局見つからなかった。
そこで今日、最後の手段として、ソーシャルネットワーキングサイト「mixi」のフォントコミュニティで質問したら、あっけなく判明した。おそるべしはmixiか。
ここ最近、週末に中古物件を見に行っている。だいたい10件くらい見たか。
昨日見に行った内の一つは、これまでで最高のものだった。しかし、値段がぎりぎり。
中古物件の良いところは、値段の割に広いこと。しかし、壁紙やカーペット、畳、水回りなど、直したいところはいろいろ出て来るだろうし、そのまま住むというわけにもなかなか行かない。自分としても予算が設定しづらいのも事実だ。それに、ローンを組むという前提に立つと、中古物件はいろいろ条件が厳しい。らしい。
今はとりあえずいろいろ見てみようという段階だから、具体的にローンでどのくらい借りれて、自己資金がいくらあれば良くて、家と土地以外の諸費用がどのくらいかかって、とか、細かいところまでは検討していない。
転職も控えてるコトだし、今度銀行行って聞いてみないといけないな。
「アート&テクノロジーの過去と未来」展を見に行った。総勢5人。
ICCに行くのも初めてだった。何度も行く機会があった気がするが、何となく行きそびれたりしていた。
1970年の作品がやけに新鮮に見えたり、参加型の作品に夢中になったり、不思議な作品に長時間見入ったり。こういう時間が持てるのはとても有意義だなとあらためて思う。友人たちが一緒だったことがかなり影響していたのは間違いない。団体行動でこそ得られるものというのがたしかにあるのだ。
テクノロジーアート(というかメディアアートというか)には、際物的とか異端的とかとにかくネガティブなとらえられ方をされてきたもの、というような勝手なイメージを抱いてた。けれどもこうして過去40年くらいの作品が並べられているのを見ると、そうでもなかったようにも感じる。テクノロジーに縁の深い職業に携わるものとしては、変な安心感があったりするのである。(“アート”だって現在のようになるのはせいぜい19世紀だと言うしな)
唯一の心残りは、予約制の作品を時間オーバーで見れなかったこと。まだ会期はあるので、隙を見て行こう。
最近のWebは、どうもMacユーザを切り捨てにかかっているんじゃないかという気さえする。いろんなサイトであたりまえのサービスが受けられない。
今日、息抜き(?)にYahoo!不動産で物件情報を見ていると、リンクをクリックしても遷移しない。
どうやらJavaScriptがかんでいるリンクだったらしく、びくともしない。しかもそれが「次の10件」とかのリンクだから、たくさん引っ掛かっても最初のページしか見れない。しかも、ソートのリンクも聴かないから、広さ順に並べようとか、価格を逆順にしてみようとか、そういうのも無理。
ブラウザはSafari。念のために言っておくけど、MacOSXにおいては、“標準”のブラウザだ。買ったばかりのマシンにはこれしか入ってないくらい標準だ。
Yahoo! JAPANの推奨ブラウザ
現在、Yahoo! JAPANを安心してご利用していただくために推奨しているブラウザは以下のとおりです。Windows
・Internet Explorer 5.x以上
・Netscape 7.x以上Macintosh
・Internet Explorer 5.x以上
・Netscape 7.x以上Yahoo! JAPANは、古いブラウザでも楽しめますが、安全性が低いため、ネットショッピングのようなサービスをご利用になれない場合があります。
下のボタンから、Windows版、Macintosh版のブラウザをそれぞれ無料でダウンロードできます(ベータ版ではなく、製品版をダウンロードすることをお勧めします)。
これを見て我が目を疑ったね。Mac版のIE5.xなんて、今年いっぱいでサポートが終了するほどのブラウザだよ?Netscape7.xってなに?
職業柄、いろんなところのWebサイトを作てるけれど、Mac対応を謳っているのに、対応ブラウザがこんなサイトなんて作ったことないよ。世界最大のポータルなのに標準切りだよ。Win環境で言ったらIE切りに等しいよ。
まぁ、Yahoo!に限らずMac切りってのは珍しくないけど、こういう微妙な切り方はありえないね。
この前、ISIZE[イサイズ]でも同じような場面に遭遇して問い合わせしたら、
当サイトはWindowsのIE5.5以上でサービスを保証しておりまして、
あいにく他のブラウザでの動作確認は行っておりません。
だって(苦笑)、Macダメなんてどこにも書いてないし。
